角質に真菌が感染して起こる水虫、糖尿病患者は注意

女性の脚

水虫は真菌というカビの一種が、角質層に感染する事で起こる皮膚感染症の1つです。
足の指と指の間がジュクジュクと皮がむける、猛烈な痒みが襲う、臭いがきつくなるといった症状を思い浮かべますが、中には全く痒みや皮剥けを起こさないタイプもあるので注意しましょう。

かかとの角質層に真菌が感染するタイプは、角質が厚くなるだけで、ほとんど痒みなどの症状を起こしません。
ただの手入れ不足やあかぎれと間違われてしまう事が多く、そのまま放置されてしまいがちです。
このタイプの水虫は高齢者に多く、冬場に悪化すると言われています。

また、注意したいのが糖尿病患者です。
糖尿病患者の場合、健康な方よりも免疫力が低下しています。
そこへ白癬菌が感染してしまうと、化膿などを起こして合併症を発症してしまう恐れがあるのです。

特に糖尿病性壊疽を起こしていないか、細心の注意を払う必要があります。
糖尿病患者は毛細血管が動脈硬化を起こし、足などが壊疽する病気です。

水虫になってしまうと皮膚のただれや、痒く搔き毟ってしまった部分から、雑菌などが侵入して化膿しやすくなります。
すると糖尿病性壊疽を引き起こしやすくなるのです。

症状が進むと足を切断したり、最悪の場合は敗血症により命を落とす危険性もあります。
「たかが水虫」と考えてしまいますが、糖尿病患者の場合、このような重い症状を招く恐れがあるので、少しでも異変を感じたら専門医を受診しましょう。

水虫の治療は基本、外用薬を使います。
外用薬には抗真菌薬が含まれており、白癬菌を死滅させるのです。
ただ、白癬菌は角質の奥深くに入り込んでいる為、1回・2回外用薬を塗ったからといって治りません。
水虫は時間をかけて、ゆっくりと治療しましょう。

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